こんにちは。「やればできるアクロバット教室」の講師、こうきです。
今回は、よく聞かれる質問にちゃんと向き合ってみようと思います。
「運動神経よくないと、バク転ってできないんですか?」
結論から言うと、俺は足も速くないし、体力も多分ない方だと思います。
いわゆる“運動神経がいい人”って感覚も、正直あまりよくわかりません。
でも今、俺はバク転ができるし、それを人に教える立場にもなっています。
じゃあ、なんで俺はバク転ができるようになったのか?
なんで途中であきらめずに続けてこられたのか?
今回は「なんでなんで作戦」で、自分自身のことを振り返ってみたいと思います。
◆ なんでバク転をやりたかったのか?
理由はシンプルで、憧れた人がいたから。
そして何より「かっけー!」って思ったからです。
うまく説明できないけど、その人が“普通じゃない”感じで、自分にない何かを持っているように感じた。
その雰囲気に、自然と惹かれていました。
◆ なんで実際に練習を始められたのか?
理由はただ一つ。
とにかく、やりたかったからです。
深い理由とかじゃなくて、心が動いた。それだけで始めていました。
◆ なんで怖くてもやめなかったのか?
もちろん、怖かったです。
腹を括って飛ぼうとしたのに、結局飛べなかったこともたくさんありました。
それでも人前で技を披露してみたかったし、SNSにも動画を載せたかった。
かっこよく見られたかったんだと思います。
◆ なんで「人に見せたい」と思ったのか?
俺が憧れた人みたいに、俺も誰かの憧れになりたかったんです。
そして、自分が夢中になったアクロバットの楽しさを、もっと広めたいとも思いました。
◆ なんで憧れられたいと思ったのか?
多分、それは承認欲求です。
誰かに「すごい」って思われたい気持ちは、昔から強かった。
◆ なんでそんな気持ちが強かったのか?
思い返すと、小さい頃からずっと「見てほしい」「目立ちたい」って思ってました。
誰かの記憶に残るような存在になりたかったんだと思います。
◆ なんでアクロバットを選んだのか?
勉強は大嫌いでした。
スポーツも、昔サッカーをやっていたけど、オフサイドとか全然理解できなかった。
頭の悪い自分には、ルールの多いスポーツは合ってなかった。
でもアクロバット(特にストリート系)は、自由で、自分らしさをそのまま表現できる場所だと感じたからアクロバットを選びました。
◆ なんで「自分らしさ」をそんなに大事にしたのか?
日本には「普通がいい」「周りと同じが正解」っていう空気があるけど、
それって、自分らしさを押し殺してるように感じてました。
それじゃ何も目立てないし、何者にもなれない気がした。
俺はずっと、その空気に違和感を持ってました。
◆ なんで「自分らしさ」を貫こうと思えたのか?
単純に、そっちの方がワクワクしたからです。
無難な道じゃなくて、自分が「これだ!」って思った方へ進む方が、自分は生きてる感じがしました。
◆ 練習している技ができない時の気持ち
バク転やアクロバットの練習をしていて一番つらかったのは、
「何度やってもできない」「あと少しなのにできない」と言う瞬間です。
できない理由が分かっている時ほど、悔しくて、イライラして、心が折れそうになりました。
「もうこの技は僕には無理かもしれない」と思う時もあったし、
友達やSNSの投稿で上手な人を見ると、焦りや劣等感を感じることもありました。
でも、そんな時こそ意識していたことは、
「できてる人がいるなら絶対に自分にもできる!」と信じ続け行動すること。
技ができなかった日でも、挑戦したことに価値がある。
とにかく練習している技ができるようになりたかった一心で、練習を続けてこられました。
できなかった技が初めてできた瞬間の喜びは、
これまでの悔しさや苦しみが一瞬で報われる感覚です。
それは、努力を続けてきた人にしか味わえない特別な感覚だと思います。
最後に
俺がバク転をできるようになったのは、
運動神経が良かったからでも、特別な才能があったからでもありません。
- とにかく「やりたい」という気持ちを信じたこと
- 憧れを追いかけ続けたこと
- かっこよくなりたい、誰かの憧れになりたいと思ったこと
- 自分らしく生きたいと願ったこと
それらを、“自分のまま”貫いてきたからだと思います。
もしこの記事を読んでくれているあなたが、
「自分には無理かも」とか「自信がないけどやってみたい」って思っていたら、
俺はその気持ちがめちゃくちゃよくわかる。
でも、ひとつ言えるのは――
“やってみたい”って気持ちは、一歩踏み出す理由になる。
あなたにも、きっとできる。
この記事が、そんな誰かの背中を、ほんの少しでも押せたら嬉しいです。
あなたの挑戦を、心から応援しています!
心が折れそうになったら、ぜひこの記事を思い出してください。
「バク転に挑戦してみたい!」と思った方へ。
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